御開帳(式年大祭)と中開帳(御神忌)
「御開帳」(おかいちょう)とは、33年毎に行われる仏式の節目の大祭であり、「中開帳」(なかがいちょう)とは、50年毎に行われる神式のお祭りのことです。
泰澄大師が神仏習合による大徳山大瀧寺をこの地に建てたのが養老3年(719)と伝えられているから、平成30年、2018年が開山以来1300年の「御神忌」(ごしんき)となります。
権現様
天正3年(1575)一向一揆攻略のため、家臣の滝川一益の軍により大徳山大瀧寺はことごとく焼亡いたしました。その当時いくつかの神様・仏像は戦火を逃れるため周辺ゆかりの寺社へお遷ししたとされております。福井県越前市文室町の五皇神社祀られている御神像が大瀧寺の川上御前の御一体であると伝えられています。
法華八講
仏教の開祖である釈尊が説かれた諸経の中で、最高の仏法とされる法華経(八巻)を八座に分け、一座ごとに問者・講師間で問答往復(論議)させながら、仏法の真理を明らかにすることを目的とした講讃儀式法要であります。